空港トラブルの原因に!?知らなきゃ困る荷造りの注意点

海外旅行の準備と言えば、忘れてはならないのが荷造りです。旅慣れた人だと前日まで荷物は詰めない…なんて猛者もいますが、やはり国内旅行と海外旅行では少なからず勝手が違います。

初めての海外旅行なら、数日前から必要なものをチェックしたり、試しに荷物を詰めてみたりと、ある程度は準備を進めておいた方が良いでしょう。

その際に気を付けて欲しいのが、飛行機に乗る時に機内に持ち込む手荷物と、預けるスーツケース、それぞれに何を入れるべきなのか・入れてはいけないのかということです。

ここで選択を間違えると、いきなり出発前に荷物の入れ替えや処分をしなければならなくなったり、破損や紛失などの問題が起きたりと、空港でトラブルに陥るリスクがあります。

まず、スーツケースに貴重品や壊れやすいものはできるだけ入れないようにしてください。基本的に、海外の空港では預けた荷物はあまり丁寧に扱われるとは言えません。

神経質なまでに丁寧なサービスを当たり前のものとしている日本と比べると、どこの国に行くにしても預け入れ荷物が乱雑な扱いを受ける可能性はかなり高いでしょう。場合によっては、衝撃で中身が破損してしまうこともあります。

もし旅先のホテルに到着してスーツケースを開けてみたら、化粧水の瓶が割れて荷物が水浸し…なんていうことになっていたら困りますよね。それでも、どの段階で破損したのかを確かめることもできず、おそらくは泣き寝入りする羽目になるでしょう。

また、行き先がアメリカの場合は、スーツケースを施錠することができません。アメリカではテロ対策として、旅行者の荷物を無作為に選び、実際に開けて中身を確認するという厳重な検査を行っています。そのため、アメリカ行きの際は無施錠か【TSAロック】と呼ばれる特別なカギを使用することになるのです。 

ただ、この状況を利用して、荷物検査の際に価値のあるものを抜き取るという盗難がこれまでにかなりの件数起こっています。また、アメリカ以外の国に行く場合でも、スーツケースのカギがこじ開けられて中身を盗まれるというリスクはないとは言えません。

こうした状況を考えれば、特に貴重品は多少かさばるものでも、必ず機内持ち込み手荷物にまとめておくべきでしょう。

一方で機内持ち込み荷物に入れられない物品というのもあるので注意が必要です。

現在、テロ対策として国際線の飛行機内に持ち込むことができないものがいくつかありますが、中でも引っかかりやすいのが液体です。

国際線の飛行機に乗る場合、100mlを超える容器に入った液体はすべて手荷物として持ち込むことが禁止されています。持ち込みが認められるのは、《100ml以下の容器に入れ、さらに1リットル以下のジッパー付き透明プラスチック袋に入れた場合》のみです。

条件にあてはまらない液体物は預け入れ荷物のスーツケースに入れるしかありません。手荷物検査はスーツケースの預け入れ後に行われるので、そこで持ち込み条件を満たさない液体が見つかった場合は破棄しなければならないこともあります。

飲み物などの明らかな液体だけでなく、みそや缶詰、歯磨き粉などの容器に入れておかなければ形を保っておけないものも液体とみなされるので注意してください。

他に機内持ち込みができないものとしては、明らかな凶器になりうる刃物・銃火器類や、引火性のあるスプレー、モバイルバッテリーなどのバッテリー類があります。事前によく確認しましょう。

旅行は準備の段階から始まっています。せっかくの旅が、空港でいきなりトラブルスタートにならないよう、荷造りは慎重に行いましょう。